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柳広司という作家を知ったきっかけは「このミステリーがすごい!」でした。

作品がいくつかランクインされており、気まぐれに手にとり、気まぐれに読み、気まぐれに何かを読んだ記憶があるのですが、ちょっと記憶が曖昧ですね。。。汗

今回は刑務所物ということで『トーキョー・プリズン』を入手。Amazon.co.jp(アマゾン)で1円から販売されています。

戦時中に消息を絶った知人の情報を得るため巣鴨プリズンを訪れた私立探偵のフェアフィールドは、調査の交換条件として、囚人・貴島悟の記憶を取り戻す任務を命じられる。捕虜虐殺の容疑で拘留されている貴島は、恐ろしいほど頭脳明晰な男だが、戦争中の記憶は完全に消失していた。フェアフィールドは貴島の相棒役を務めながら、プリズン内で発生した不可解な服毒死事件の謎を追ってゆく。戦争の暗部を抉る傑作長編ミステリー。



本の感想に入る前に、第二次世界大戦についてちらっと考えることになりました。

はっきりとした明確なときはちょっと把握できていないのですが、この本は第二次世界大戦後を舞台としています。本のそこらかしこに第二次世界大戦のあらまし、そして、当時の日本人の生活が息づいています。

正直に書きますと、わたしはこの時代模様を描いた本を読んだことがなく、読んだとしても松本清張の短編でチラリと戦後の空気に触れた程度でしょう。恐らく、無意識的にこの時代を描いた本を避けていました。やはりどう考えてもたかだが60年とか70年前に悲惨な(わたしにとってはそうとしか思えない)時代があったという事実に向き合う勇気がなかったのでしょう。

本の内容が云々よりもその事実に気付き、たじろぐ思いでした。


201309_トーキョープリズン


さて、『トーキョー・プリズン』の感想。

途中からなんとなく犯人といいますか、からくりといいますか、うっすらと見えるものがチラホラとありました。それでも最後まで読ませる魅力はありました。

そして、キジマは魅力的でした。キョーコも魅力的でした。ただ、それ以外の人物描写がちょっとね・・・特に主人公であり、語り手であるニュージーランド人のフェアフィールドにはう~ん、というか人間的魅力にやや欠けていたような気がします。というか、何故、彼が必要だったのか、と。突き詰めていえば、彼が彼である必要性があったのだろうか。

その他の人物もややありきたりというか、作り物めいているというか・・・実在感が薄かったですね。その中でキジマとキョーコだけが光り輝いていたような気がします。個人的にはキジマのような男は好物ですね~笑。


謎、複数の謎、幾つもの謎が存在しましたが、ひとつひとつ眺めているとたいしたことがないような、たいしたころがあるような・・・あまりにも詰め込みすぎ、あまりにも断片的に処理され、あまりにもあっけないオチになったような印象があります。

ミステリとしても小説としても正直なところ、わたしの好みではありません。それでも一種の読ませるものはあり、ある種のカタルシスを感じる箇所があったことは否めません。もう少し時をおいて再読したいと思います。



「絶対に外れない予言を知っているかい?」
黙っていると、彼はなおもくつくつと笑いながら、私の眼をまっすぐに見つめてなぞなぞの答えを口にした。
「人は必ず死ぬということだ」




それにしてもキジマは25歳という設定でした。

25歳。

25歳ということにも愕然としました。その年齢で刑務所の所長とやらの地位に就いていたのか・・・と。色々と思うものがありました。


amazon トーキョー・プリズン
楽天市場 トーキョー・プリズン [ 柳広司 ]


【追記】
わたしはシャーロキアンではないので、その目線からはこの作品を眺めることができません。が、個人的な興味としてシャーロキアンの人にはこの作品がどのように見えるのか非常に気になるところですね~。特に冒頭の部分はやや荒唐無稽な印象を受けてしまったのですが・・・ま、これはシャーロキアンじゃないがゆえの印象なのかもしれませんが。




あと、個人的にゲーリングの死の真相が気になりました。

・・・ゲーリングが青酸カリをどこから手に入れたかは長い間謎とされてきたが、2005年2月7日、当時19歳の看守だった元アメリカ陸軍兵士が、「毒物を渡したのは自分だ」と『ロサンゼルス・タイムズ』に名乗り出た。証言によると「街角で出会ったドイツ人女性から2人のドイツ人男性に引き合わされて「ゲーリングは病気で薬が必要」と説明を受け、カプセルを忍ばせた万年筆を渡され、これを薬と信じてゲーリングに渡した」という。元兵士は懲罰を恐れて長期間黙っていた。
ヘルマン・ゲーリング



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2013/09/15 13:57 [edit]

category: 読書。

thread: 読んだ本 - janre: 本・雑誌

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