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不幸なのか、幸福なのか分からない恋愛話。

わたしには理解できない。けれど、傲慢な言い方になるが、世の中、こういう女も多いのだろう、と思う。


恋愛中毒


友人の1人が恋をする、それはもう熱烈に恋をする性質で、彼女は恋をしたらその男にまっしぐらになる。そして、何度も何度も失敗をしている。いや、あれは失敗じゃない、同じことをひたすら繰り返している、ということなのだろうか。

第三者として眺めているわたしは彼女の恋を正直なところ、「くだらない」と冷めて眺めているところがある。でも、一方で彼女の情熱、全てをオトコに捧げようとする情熱はすごいな、と賞賛に近い気持で思う。彼女は恋愛だけじゃない、仕事にも趣味にも家族にも情熱の全てを捧げる。もちろん、友人のわたしとの付き合いにも。わたしからすると彼女は重たい女である。彼女とは決して家族になれない、と思う。でも、一方で友人として距離を置いた付き合いをすると彼女はたちまちのうちに大層、魅力的な女になる。事実、彼女は文字通り美しい女性だ。情熱的な反面、意外とサバサバしており、行動力も半端なく、ある種の男らしさを兼ね備えている。友人としては魅力的だ。だが、わたしが男だったら、彼女は恋人にはしたくない。

そして、わたしはわたしみたいな女も恋人にしたくない。


いつになったら、私は自由になれるのだろう。恋愛小説の最高傑作。

世界の一部にすぎないはずの恋が私のすべてをしばりつけるのはどうしてなんだろう。もう他人を愛さないと決めた水無月の心に、小説家創路は強引に踏み込んで――。吉川英治文学新人賞を受賞した恋愛小説の最高傑作。




山本文緒の『恋愛中毒』を久方ぶりに再読。

先日、『私の男』を読んだとき、ふとこの本を思い出した。確か、持っているはずと思ったが、なかなか見つけられず諦めかけた頃に発見。ゆっくりと読んでみる。山本文緒の本は一時期、何冊か立て続けに読んだが、妙に静かな文体にイマイチ乗り切れなかった。 直木賞を受賞した『プラナリア』も「?」で終わってしまった体たらく。つくづく日本の女流作家とは相性が悪い。


で、『恋愛中毒』。

初読はいつだったかな~。まだ現在ほどストーカーに対する認識がなかった頃に読みました。

そして、当時、思ったこと。


羨ましい。

そして、あほらしい。


現在のわたしはやはり、主人公水無月の気持は心の底から理解することはできないが、その気持を分かったフリはできるようになっている。そして、羨ましく思う部分はかなり薄れた。それだけわたしが大人になったということだろうか。

途中までは本当に面白い。

冒頭の出だしからいきなり事務員のおばさんの過去の話に移ろう過程。ぶっきらぼうで投げやり、世捨て人っぽい雰囲気をまとう水無月。さして美しくないらしい。小説家創路との出会い、生活の変遷、愛人としての立ち位置、他の愛人(多彩な羊ちゃんにビックリ!)とのかかわりなどなど。なかなか面白い。わたしの周囲ではお目にかからない関係ゆえに目新しさもある。恋のはじまりは楽しいのだ、と思わせられる。だが、方向性がイマイチ見えない。

中盤以降、一気に物語りはトーンを変える。

水無月の不気味さ。

何が恋愛中毒なのか、朧に見えてくる怖さ。



恋している、愛している、こんなに尽くしている、わたしだけを見て!わたしを見て!



わたしはあんまりそんな風に強く思ったことがないので、水無月のような女の心の動きは理解しがたく、理解しがいゆえの怖さと好奇心がある。我を忘れるように相手に夢中になるってどういう感覚なのだろう、と首を傾げて眺めているわたしがいる。わたしは水無月のように心をまるまるむき出した恋愛はしたことがないし、そして、できなかったし、今後もするつもりはない。


amazonのレビューを読んでいると、イタイ恋愛に共感する人が多く、ちょっとビックリしました。


でも、それが羨ましい、とやはり思うのです。





ちなみにわたしは荻原が何気にタイプだったりします。笑

ひょうひょうとしていて憎めなく、そして、要領よく、でも、お人よしなところが好きです。水無月の元旦那はさっぱりそのよさが分かりませんでした・・・汗。



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2013/07/12 14:25 [edit]

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