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高慢と偏見、そして殺人』に関して、アマゾンより抜粋。


【ロマンス小説の古典『高慢と偏見』の続篇に、ミステリの巨匠P・D・ジェイムズが挑む! 】
紆余曲折の末にエリザベスとダーシーが結婚してから六年。二人が住むペンバリー館では平和な日々が続いていた。だが嵐の夜、一台の馬車が森から屋敷へ向けて暴走してきた。馬車に乗っていたエリザベスの妹リディアは、半狂乱で助けを求める。家人が森へ駆けつけるとそこには無惨な死体と、そのかたわらで放心状態のリディアの夫ウィッカムが……殺人容疑で逮捕されるウィッカム。そして、事件は一族の人々を巻き込んで法廷へ!



P・D・ジェイムズといえば、詩人としても名高い(?)アダム・ダルグリッシュ警視シリーズもさりことながら、コーデリア・グレイが主人公のシリーズも忘れがたい余韻を残しました。『女には向かない職業』の彼女はステキだった。

個人的にはP・D・ジェイムズのもたらす、そのくらーい雰囲気、重苦しい雰囲気がひしひしと恐怖と混乱をもたらす世界は微妙に苦手だったりもします。。。とはいえ、若い頃はよく読んだ作家であり、今でもダルグリッシュ警視の名前を聞くと胸躍ります。

そのP・D・ジェイムズが『高慢と偏見、そして殺人』として、かの『高慢と偏見』の6年後の世界を描いていたとは!個人的には超意外な感じがしますが、一方でさもありなん、という気もします。

やはり、イギリスの女流作家は皆、何らかの形でジェーン・オースティンの影響を受けているのだ、と実感しました。


高慢と偏見、そして殺人 P・D・ジェイムズ著 英国の古典ロマンス、巧緻に  2012/11/21付
 ミステリーの女王、90歳を超えての新作は、2世紀前の古典ロマンスの続編という体裁だ。英国の片田舎に住む富裕な中流家庭の5人の姉妹。その上の2人の結婚で終わった本編の続きである。

 『高慢と偏見』は息の長い名作(来年は刊行から200周年)で、翻訳も数種生きている。続編を銘打った作品もすでにあり、最近では、ゾンビ・ホラーにアレンジした怪作も登場した。それらに加えて続編ミステリーって「どうよ?」の感も。あののんびりした優雅な心理劇(19世紀初頭の婚活小説)に殺人ドラマの侵入が似合うかどうかも心配した。

 そこは、さすがの堂々悠々のタッチ。嵐の夜、深い森の中での殺人、容疑者は一人――つまり、変型の密室状況だ。謎解きの設定は、高慢と偏見と虚栄に生きる善人たちの日常に矛盾なく溶け合わされている。いや、逆に、英国田園ミステリーののったりした滋味のエッセンスとは「これ」だったのかと再認識しました。殺人と謎解き以外の場面では退屈でも、心理の綾(あや)模様の巧緻さを読ませる。本編でわたしの贔屓(ひいき)だったベネット氏(5人娘の父親)の場面も嬉(うれ)しい。羽田詩津子訳。



そう、さすがはP・D・ジェイムズ。

素晴らしい出来栄えです。期待を裏切らない素晴らしい出来栄え。原作の持ち味は損なわず、そして原作のエピソードを最大限に生かし、同時にP・D・ジェイムズ特有の沈うつなドヨヨーンとした世界を描いています。笑。よっ、さすがは現代英国のミステリーの女王よ~!!!

いや、もう出だしからニマニマしますことよ、奥さん!

それにしてもP・D・ジェイムズがまだ生きていたことにちょっと驚きました・・・汗。


20130528_高慢と偏見、そして殺人表紙

20130528_高慢と偏見、そして殺人裏表紙


それにしてもハヤカワ・ポケット・ミステリにしては珍しく(?)ロマンティックな表紙ね。ニマニマしちゃいます。結婚と同時にハヤカワ・ポケット・ミステリの本はすべて処分したので久しぶりに手に取る感慨もありますね!

ロングボーンのベネット夫妻は、五人の娘のうち四人を嫁がせることができて幸運だった。それがメリトンの町における女性たちの一致した見解である。



四人・・・!

ジェーン、エリザベス、そして悪名高きリディア以外の誰が・・・!とでだしからいきなり引き込まれましたことよ。つくづくよくできたお話というものは出だしが素晴らしい。で、誰が結婚したのか?って?それは本を読んで楽しんでくださいませ。

冒頭は『高慢と偏見』のさらっとした説明、そして、二組の結婚の際に飛び交った噂話がちりばめられています。非常に興味深く読めます。さすがはイギリス女性の嫌味ったらしさ、とでも申しましょうか。

彼女(エリザベス・ベネット)はそこそこきれいで、目は魅力的だとは認められたものの、年収1万ポンドの男性に売り込めるようなところはまったくなかったので、ほどなく、強い影響力を持つ噂が、ある説明をでっちあげた。すなわちミス・エリザベスは初めて会ったときからダーシーを射止めると心に決めていたのだ、と。こうしてミス・エリザベスの遠大な作戦が明らかになると、最初から実に巧みにふるまってきたものだ、と人々はうなずきあった。



そして、『高慢と偏見』の愛読者にとってはお馴染みの面々が次から次へと登場してきます。


あれから6年。


ほほうーーーーー。皆、こんな風に変貌を遂げるのねwwwwと非常に、非常に興味深く眺め、非常に楽しめましたことだけは断言します。

今回、エリザベスとダーシーの甘い、甘い雰囲気は少ないかもしれません。それよりも父となり、母となった二人、そして領主夫妻となった二人の生活が垣間見れるという感じでしょうか。『高慢と偏見』で感じたようなじれったさ、ニマニマ感は薄いでしょうね。

そして、ミステリに関しては・・・そしてそれにまつわるエトセトラに関してはミステリオタクには非常に分かりやすい展開かもしれません。ええ、非常に分かりやすい示唆でした。しかし、当時の時代を考えると悲しいけれど、このようなことはよくあったのだろう・・・と想像をします。

とはいえ、最後の最後のウィカムの告白には驚かされました・・・!

まさか、あの女性と!!!!!


老いたりとはいえ、さすがはP・D・ジェイムズ!天晴れ!!!一ひねりも二ひねりもいれずにはいられないのね!!!と感服させられました。『高慢と偏見』のファンならば、もちろん楽しめることでしょう。そして、P・D・ジェイムズのファンももちろん。彼女がいつまでも長生きし、そして、また新しい本を出す日がくることを願ってやみません。


あるとき、シャーロットは復讐をしたのではないか、とエリザベスは気づいた。どうやってレディ・キャサリンは彼女とミスタ・ダーシーが婚約しそうだと知ったのだろうと、たびたび不思議に思っていたのだが、ダーシーの最初の最悪の求婚のことは、ジェーン以外には話していなかったので、エリザベスを裏切ったのはシャーロットに違いないという結論に達した。




それにしても最近はまた、イギリスミステリのオールドパワーがすごいなー。


■これぞ、アーチャーの世界『時のみぞ知る』。


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