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■売って、そして、買う。でチラリと触れましたように古本を三冊ほど購入しました。

その一冊が中野好夫訳の『自負と偏見』(ジェーン・オースティン著)。


20130526_自負と偏見


今までこのブログでは『高慢と偏見』として以下の要領で取り上げています。


■ジェーン・オースティン著『高慢と偏見』を読んでいる。
■やっぱり好き『高慢と偏見』の世界。
■で、唐突にコリン・ファースを語る。


おそらく、日本では『高慢と偏見』のほうが浸透していると思います。

それゆえに個人的には『自負と偏見』というタイトルじゃね・・・ぐらいの気持ちでした。が、いろいろと調べていると名訳の誉れ高く、機会があれば入手したいと思っていました。ついにその機会を昨日、得たわけです。225円でした。

ちなみに上記の『自負と偏見』も含めて、現在、わたしが手元に持っているのは以下になります。


20130526_高慢と偏見


初めて読んだのは一番上、岩波文庫版。これがもう読みにくい、というか、とっつきにくいというか・・・歯軋りをしながら読んだものです。笑。でも、まだ20代の若いころ、勢いで読み終え、たちまちのうちにその世界に魅了されました。その後、映画やBBC製作のドラマなどの世界に触れ、いつの時代も変わらぬ女性の恋と結婚への考えに触れてはときめいておりました。

さて、『自負と偏見』。

名訳なのかどうかなのかはちょっとわたしごときでは判別しがたいのですが、読みやすさは抜群のものがありますね。今までの『高慢と偏見』からすると驚くような読みやすさ、分かりやすさ!素晴らしい~。自然にスラスラと読めます。笑

有名な出だしの一節。

 独りもので、金があるといえば、あとはきっと細君を欲しがっているにちがいない、というのが世間一般のいわば公認真理といってもよい。
 はじめて近所へ引越してきたばかりで、かんじんの男の気持ちや考えは、まるっきりわからなくても、この真理だけは、近所近辺どこの家でもちゃんときまった事実のようになっていて、いずれは当然、家のどの娘かのものになると、決めてかかっているのである。


これが岩波文庫版の『高慢と偏見』になると・・・

 相当の財産をもっている独身の男なら、きっと奥さんをほしがっているにちがいないということは、世界のどこへ行っても通る真理である。
 つい今し方、近所にきたばかりのそういう男の気持や意見は、知る由もないけれど、今言った真理だけは、界隈の家の人たちの心にどっかりと根をおろして、もうその男は、自分たちの娘の誰か一人の旦那さんと決められてしまうのである。



長らく岩波文庫版の堅苦しく、たどたどしく、重苦しく、妙にまわりくどい文体に慣れ、その後、河出文庫版で「ああ、オースティンの世界はこういうものなのね。」と納得していたわたしにはこの『自負と偏見』には驚くほどの軽さを感じます。

ただ、オースティンの当時の時代を感じ取るという意味では岩波文庫版の『高慢と偏見』、河出文庫版の『高慢と偏見』もよいかなぁ、と思います。もって回ったいいまわしと申しましょうか、古き時代の香りを感じることができるよう。

アマゾンのレビューを拝見していると、岩波文庫版の『高慢と偏見』は直訳でいまいち、というレビューがありますね。いつか英語版の『高慢と偏見』を入手して比較をしてみたいものです。さびついた頭を動かすためにも。老後の楽しみの一つです。


でも、まずはその前にちくま文庫の『高慢と偏見』を入手したいと思います~。


翻訳本の楽しみは訳者の違いによる微妙な味わいもありますね。


機会があればチャンドラーの『長いお別れ』も村上春樹訳の『ロング・グッドバイ』と清水俊二訳の『長いお別れ』を比較してみたいと思っているのですが・・・わたしの中ではやはり清水俊二訳の『長いお別れ』の余韻の印象が強すぎて、いい意味で強すぎて、その世界が壊れるのが怖く村上春樹訳はなかなか読めません。でも、この機会に挑戦してみようかしら・・・


本を読むとたちまちのうちにその世界に魅了されますね。





【追記】
イギリスミステリー界の巨匠、P・D・ジェイムズが『高慢と偏見、そして殺人』なる本を執筆していたのね!知りませんでした。早速、注文しちゃいました。続編はすべて軒並み低評価ですが、今回はわりとレビュー評価もいいので若干、期待をしています。何よりもP・D・ジェイムズが!あのお堅い、小難しい文章を描くジェイムズが!アダム・ダルグリッシュの作者がミスタ・ダーシーを描く!!!想像しただけで涎が・・・いえ、歓喜の雄たけびをあげてしまいそう!!!


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